at the table

イギリスの食卓

ドライブインで食べた憧れの洋食

子どものとき、トンカツとカレーはそれなりの頻度で晩ごはんに登場したけれど、スパゲッティやドリアなどは数えるほどしか記憶にないし、誕生日にリクエストしたハンバーグが、お寿司と赤出しや茶碗蒸しに変更になっていたことも多かったような気もします。

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それでも月に1、2度は当時の家から車で10分ほどのところにあったドライブインへ食事に行っていたので、その時はうれしかったです。

そこは近ごろ忘れ去られたような山の中や海沿いにある哀愁の漂ったドライブインとはちがい、交通量の激しい街中にある、今で言えば人気のファミレスのようなレストランで、一階が喫茶、軽食コーナー。二階はもっとしっかりとした食事ができ、その一部は畳の敷かれた小上がりになっていて、うちの家族が座るのは、いつもその座敷。靴を脱いで上がリます。

だいたい、父はサーロインステーキで、分厚いステーキの上にパセリバターとレモンが乗っていて、なんだかとてもご馳走に見えました。兄弟は大きい海老フライ。そしてわたしは決まってハンバーグステーキで、ナポリタンスパゲティと目玉焼きが添えられてました。そしてなぜか、母親の食べていたものがまったく浮かんでこない。でも記憶にないところを思うと、そのレストランはお寿司やお刺身などの和食もおいしかったようだし、いつも家で食べるのと近いような、和定食や松花堂弁当でも食べていたのでしょうか。

 

甘鯛の酒蒸しや西京焼き、かぶら蒸しなどはおいしく作ってくれたのに、なぜうちには洋食があまり登場しないのかを母親に聞いたことがありましたが「好きじゃないから」とあっさり言われ「こんなに美味しいものを嫌いな人がこの世の中にいるのか⁉︎」と、子どもには衝撃的な答えが返ってきました。

まあ、その時のわたしの世の中っていうのも、校区の範囲ではあったのですが。

 

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