at the table

イギリスの食卓

愛犬

うちの愛犬ちびは去年の8月生まれなので、今15ヶ月です。

犬種によって成長のスピードには差があるし、一般に生後いつまで子犬と呼ぶのかわからないけれど、イギリスでは月齢を聞かれて「15ヶ月ですよ」というと「あら、まだパピーね」と返されることがほとんど。

なのでわたしもまだ子犬と呼びたい。

 

ボーダーテリア

 

 

じつは以前もこの子と同じボーダーテリアがいたんですが、ある日突然、まだ若かったのに虹の橋を渡ってしまいました。

それからは毎日悲しくて、スーパーなどに買い物に出かけても急に涙がこぼれ落ちることもあり、天候が悪くても真冬でもサングラスは必須。

小さい町だし知り合いの犬友さんにばったり出会うことも多く、相手はわたしを思って声をかけてくださっている事はとてもよく分かってはいたけれど、亡くなった愛犬の話になるのが嫌で知り合いに出会わないように用事がある時は早足で歩き、もともと出不精で引きこもりがちだったのにさらに拍車がかかり、自分でも精神状態がかなり悪いのは分かっていました。

  

 

 

そんな日が長く続いたのですが、新しい子をまた迎えようと決めた頃、亡くなった子に瓜二つの写真が目に飛び込んできました。

それがちびのお母さん犬です。

 

「この出会いを逃したら絶対に後悔する」

そう思った夫とわたしは急いでそのブリーダーさんに連絡を取りました。

 

ちなみにイギリスでは犬や猫をペットショップで販売することは禁止されているので、こういう時はわたしたちのように直接ブリーダーさんから迎えるか、もしくは保護施設からの2通りになります。

保護施設から迎える方もとても多く、犬の散歩中に出会った方に「何歳ですか?」と犬の年齢を聞くと「この子はレスキュードッグだから正確にはわからないけれど3歳前後よ」なんて会話もしょっちゅうです。

 

 

子犬

 

このイギリス原産のボーダーテリアは陽気で人懐っこい性格と素朴で愛らしい風貌とでイギリスではとても人気があるんです。

日本では有名な犬種ではないけれど、イギリスでは柴犬のようなポジションというとわかりやすいでしょうか。

子犬の時はかなり黒っぽいんですが、成長とともに鼻まわりや耳などを残して明るくなってきて、それも成長の証で愛おしくって。

 

この犬の歴史はとても古く、イングランドスコットランドの境界辺(これがボーダーの由来)で生まれた現存する世界最古のテリア種とされていて、その古い姿を現在もとどめています。

体格はというと柴犬を二回り小さくしたぐらいの小型犬。このちょっと情けないようなピエロ目もボーダーテリアの特徴のひとつ。

 

ボーダーテリア

 

そういえば先代の愛犬を失くした頃に会話をなるべく避けていた犬友さん達のことですが、ちびと散歩に行くようになって再び散歩コースで出会うと「よかったね。みんなあなたをとても心配していたのよ」と口々に言われ、この町の人の温かさをあらためて感じました。

あの時は具合が悪かったとはいえ、避けててごめんなさい。

 

 

 

前の子とそっくりだということで迎えたけれど、ちびは決して投影図ではない。

かと言って前の子を忘れたことは一日たりともない。

どっちもとっても大切な家族。

 

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